京都府鍍金工業組合青年部 鍍秀会

鍍金についてAbout plating

序章

私達の生活の中、めっき加工された製品が多い事に驚かされます。
伝統産業・生活用品、レジャー・自動車・アクセサリー・産業機械、そして交通機関まで...
私達の取り組む「めっき」は、あらゆる分野で、大切な役割を果たしています。

めっきの歴史The history of the plating

古くは、古墳時代の埋蔵物の遺品の中からも、めっき製品が発見されています。
また、奈良東大寺の大仏も「焼付けめっき」と呼ばれる、金と水銀を溶かし、これを仏像に塗り、木炭で焼付けるめっき方法が用いられています。
「めっき」という言葉は、この仏像のめっき手法に見られるような、金属を塗布する意の元々、「塗金(ときん)」から、いつしか「滅金(めっきん)」と呼ばれるようになり、この滅金が縮まって、「鍍金」そして「めっき」になったと言われています。